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ライザップは、パーソナルトレーニングジムの大手として、多くの芸能人や一般人のダイエットに成功させてきました。
しかし、近年は経営が悪化し、赤字が続いています。ライザップの経営がやばいという噂を聞いたことはありませんか?
この記事では、ライザップの経営危機の原因と今後の展望を詳しく解説します。
ライザップは、不振企業を買収したことや新型コロナウイルスの影響で、経営が傾いたのです。
しかし、ライザップは、経営のスリム化や低価格ジム「chocoZAP」の会員増加、新規事業の展開などにより、再建の道を模索しています。
ライザップの経営状況に興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
ライザップの真実を知ることで、あなたのダイエットにも役立つかもしれません。
赤字なのはなぜ? 経営危機から抜け出せるのか
こんにちは。今回は、パーソナルトレーニングジムの大手であるRIZAPグループ(ライザップ)の経営状況についてお話ししたいと思います。
RIZAPは、2023年4?9月期の連結決算で最終損益が75億円の赤字(前年同期は17億円の赤字)を発表しました。
低価格ジム「chocoZAP(チョコザップ)」事業の拡大のための投資が重荷となり、赤字が拡大したためです。
また、2024年3月期第2四半期の売上高は810億1200万円で、前年同期比5.3%増加したものの、営業損失は57億9100万円(前年同期は2億3000万円の黒字)でした。
チョコザップ事業の先行投資期間として、4四半期連続で営業赤字を計上しています。
RIZAPグループは、2019年、2020年と2期連続の最終赤字に陥りました。数多くの不振企業を買収した結果、経営が傾いたためです。
買収した子会社の立て直しに注力しましたが、2023年3月期の最終損益は95億円の赤字(前期は21億3100万円の黒字)になる見通しだと発表しました。
このように、RIZAPグループは経営危機に陥っていますが、その原因や今後の展望はどうなのでしょうか?
この記事では、RIZAPグループの経営状況を解説します。
RIZAPグループの経営危機の原因
RIZAPグループの経営危機の原因は、主に以下の3つに分けられます。
1. M&Aによる負ののれん
RIZAPグループは、2016年から2018年にかけて、約80社もの企業を買収しました。その中には、アパレル、飲食、美容、教育、スポーツなど、さまざまな業種の企業が含まれています。
しかし、買収した企業の多くは、赤字や業績不振に陥っている企業でした。
RIZAPグループは、自社のブランド力やノウハウを活かして、これらの企業を再生させるという戦略を採っていましたが、その効果は限定的でした。
買収した企業の価値が、買収にかかった費用よりも低い場合、その差額を「のれん」と呼びます。
のれんは、買収した企業の将来の収益力やシナジー効果などによって、正の価値になる可能性がありますが、逆に負の価値になる可能性もあります。
RIZAPグループは、買収した企業の価値が低下したことにより、負ののれんを計上することになりました。
2019年3月期には、約194億円ののれん減損損失を計上しました。これが、RIZAPグループの最終損益を大きく圧迫しました。
2. 新型コロナウイルスの影響
RIZAPグループは、新型コロナウイルスの感染拡大により、大きな打撃を受けました。
特に、パーソナルトレーニングジム「RIZAP」やエステサロン「RIZAP BEAUTY」などの直営店舗事業は、営業自粛や客足の減少により、売上が大幅に減少しました。
2020年4~6月期の売上高は、前年同期比で約40%減少しました。また、入会者数も約94%減少しました。
RIZAPグループは、コスト削減や資金調達などの対策を講じましたが、経営環境の悪化は避けられませんでした。
3. 低価格ジム「chocoZAP」の先行投資
RIZAPグループは、2020年に、低価格ジム「chocoZAP」を開始しました。
chocoZAPは、月額2980円で24時間通い放題のジムで、全国に1000店舗以上を展開しています。RIZAPグループは、chocoZAPを主力事業として位置づけています。
しかし、chocoZAPは、まだ黒字化には至っていません。RIZAPグループは、chocoZAPの会員基盤の拡大に向けて、大規模な投資を行っています。
そのため、chocoZAP事業は、営業損失を計上しています。
2020年4?9月期のchocoZAP事業の営業損失は、約30億円でした。RIZAPグループは、chocoZAP事業の黒字化を2024年3月期に見込んでいますが、その達成には不確実な要素が多くあります。
RIZAPグループの今後の展望
RIZAPグループは、経営危機に陥っていますが、その打開策として、以下のような施策を実施しています。
1. 経営のスリム化
RIZAPグループは、不採算事業の整理や子会社の売却など、経営のスリム化を進めています。
2020年3月期には、約30社の子会社を売却しました。また、2020年4月には、社外取締役の候補として、元東芝社長の人物を迎え入れました。
この人物は経営改革のプロとして知られています。
RIZAPグループは、経営の効率化やコスト削減を推進しています。その結果、2020年7?9月期には、最終損益が前年同期比で約90%改善しました。
また、2020年10月には、東証一部への市場変更を果たしました。RIZAPグループは、経営のスリム化により、赤字転落からの脱却を目指しています。
2. チョコザップの会員増加
RIZAPグループは、チョコザップ事業に大きな期待を寄せています。チョコザップは、低価格で24時間通い放題のジムという画期的なサービスで、多くの会員を獲得しています。
2023年8月には、国内フィットネスジムで日本一の会員数を達成しました。2024年1月には、会員数が100万人を突破しました。
チョコザップは、AIやIoTを活用したパーソナライズドなサービスを提供しており、会員の満足度も高いです。
また、全国どの店舗も通い放題で、手ぶらで来店できるという利便性も魅力です。RIZAPグループは、チョコザップの会員増加により、売上や利益の向上を見込んでいます。
3. 新規事業の展開
RIZAPグループは、チョコザップ以外にも、新規事業の展開に力を入れています。例えば、2020年10月には、オンライン英会話サービス「RIZAP ENGLISH」を開始しました。
RIZAP ENGLISHは、RIZAPのノウハウを活かしたマンツーマントレーニングで、英語力の向上を目指します。
また、2020年には、オンラインでのパーソナルトレーニングサービス「RIZAP ONLINE」を開始しました。RIZAP ONLINEは、自宅で専属トレーナーとオンラインで繋がり、トレーニングや食事の指導を受けることができます。RIZAPグループは、新規事業の展開により、新たな市場や顧客層を開拓しています。
今後
RIZAPグループは、M&Aによる負ののれんや新型コロナウイルスの影響、低価格ジム「chocoZAP」の先行投資などにより、経営危機に陥っています。
しかし、経営のスリム化やチョコザップの会員増加、新規事業の展開などにより、再建の道を模索しています。赤字から黒字に転換できるか、今後の動向に注目です。
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まとめ
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ライザップは、不振企業を買収した結果、経営が傾きました。
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買収した子会社の立て直しに注力し、2019年、2020年と2期連続の最終赤字に陥りました。
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ライザップは、低価格ジム「chocoZAP」への巨額投資により、営業利益が4四半期連続で赤字となっています。
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ライザップは、東芝元社長を経営に迎え入れるなど、経営のスリム化と再建に向けた取り組みを進めています。
ライザップの詳細や最新情報は、公式サイトをご覧ください。